2020年 11月28日 土曜日
先日 マイクタイソンさんが54歳で復帰試合をなさいましたね。
それで思い出した マイクタイソンさんの ちょっといい話を紹介させていただければと思います。下手くそな文章ですがご容赦くださいませ。
1995年 11月25日 土曜日
A君はチビの日本人男性です。ロサンゼルスから自動車でラスベガスに行きました。目的は日本人ボクサーの試合観戦です。
試合会場で開始を待っていると マイクタイソンさんが お連れの方と会場に入ってこられて一般観客席に着席なさいました。
彼の席とA君の席は遠く離れていましたが 一目で彼と分かりました。
会場に来られている方達は ボクシングが好きな方達です。そんな方達からすると マイクタイソンさんは 神様の様な存在です。それは皆さん興奮します。多くの方が彼の元に集まり握手を求めます。
A君は遠くからその光景を見ていました。
マイクタイソンさんは集まる人たちに握手してあげていましたが 終わる気配がなく、かなりの騒ぎになってしまったので、その事を察して退場されてしまいました。騒ぎは収まりました。
「あら彼に悪いことをしたな。」A君は思いました。
試合開始直前マイクタイソンさんは静かに帰ってこられて元の席に着席なさいました。
「あー良かった。」A君は思いました。
そして試合が終わりました。
するとマイクタイソンさんの前にはまた多くの人が集まってきました。
彼は嫌な顔せず全員と握手をしていました。人の塊が少しづつ小さくなっていきました。
A君は遠くから見ていました。A君はボクシングはやっていませんが 格闘技をやっていました。その彼からしても マイクタイソンさんは神様の様な存在です。
「オレも握手したい!」A君は思いました。
A君も彼の元へ歩み寄りました。A君が多分最後ぐらいでした。
A君は英語が下手ですし 緊張のあまり何も言葉を発する事ができませんでした。ただ手を前に出すだけでした。失礼な作法ですが マイクタイソンさんは快く握手してくれました。グローブのような ごつい手でした。
これは実話です。
以上です。
上手く伝わったかな。